DXダイボウケン



というわけで、今回はバンダイ社製、
DXダイボウケン
を紹介します。
今回はちょっと趣向を変えて、
「すごい科学で守ります」風に
解説を交えて紹介していきたいと思います。


えー、「すごかが」について簡単に解説しますと、
「スーパー戦隊シリーズは全て同一時間軸上のものと仮定し、
フィルム上で起こったことは全て事実である」
という前提でSF考証を行った、漫画家長谷川祐一著の本で
現在、「すごい科学で守ります」
「もっとすごい科学で守ります」
「さらにすごい科学で守ります」
の3冊が大好評発売中。

というわけで、読んでないと理解しがたい用語が出てくるんで、
解んない場合はそういう物があるんだと思ってスルーする方向で。

なお、戦隊シリーズを知っている人間なら読んで損は無いので、
一度は読むことをお勧めしたい。

ゴーゴーダンプ


ボウケンレッドのマシン。
全長:30.3m 重量2100t
巨大なダンプカー。
この時点で、「クル文化圏」系の技術で
作られていることは想像に難くない。

ダイボウケン時には胴部、脚部を担当。
こいつは単品で変形し…

ビッグアームモード

となる。
ご覧のように、荷台を巨大なアームとして使用可能。
遺跡の壁をぶち抜いたり、
柱をもぎったり出来る
強力なものである。
となると、荷台はかなり軽量かつ強度の高い素材で
出来ていると考えられる。
多くてもダンプの重量の2割あるか無いかかと。
でないと、バランス取れませんからな。
ちなみに、おもちゃそのものでは
アーム先端の保持力は皆無。

ゴーゴーフォーミュラ

ボウケンブラックのマシン。
全長:19.7m 重量350t
巨大なレースカー(?)。
ダイボウケン時には胸部を担当。
こいつも単品で変形し、

マフラーを引き出し
車体前部を折りたたむことで

ミサイル発射モードに。
もっとも、発射口のモールドも入ってないのだが。

ゴーゴージャイロ

ボウケンブルーのマシン。
全幅:21.2m 重量290t
巨大なジャイロ機。
ダイボウケン時には兜とバックパックを担当。
普通のオートジャイロ機かと思っていたが、
良くみると機体中央、コクピット下にもジャイロが。
しかも下側に噴出孔が開いてない。
これはもう、「ムシアース系反重力ジャイロ」
以外の何物でもありませんな。

ボウケンブルーの武器もそうだしな…。

メットランダー

こいつは小型陸上探査マシンと分離可能。
劇中に出番はあるのか?

ゴーゴードーザー

ボウケンイエローのマシン。
全長:13.8m 重量130t
巨大なブルドーザー。
ダイボウケン時には右腕を担当。

ゴーゴーマリンダイバー

ボウケンイエローのマシン。
全長:13.8m 重量130t
水中探査用潜水艇。
ダイボウケン時には左腕を担当。


トレーラーフォーメーション!!


ボウケン? ゴーゴー?
さて、ということで轟轟戦隊ボウケンジャーの各マシン
「ゴーゴービーグル」だが、ボウケンジャーなのに
何故「ボウケンビーグル」ではなく、「ゴーゴー〜」なのか?
基本的にこの手のマシンは「〜〜マン」「〜〜レンジャー」の
「〜〜」のところを冠するのが基本なのだが、なぜ「轟轟戦隊」の
「ゴーゴー」を冠してあるのだろうか?

おそらく、ゴーゴービーグルは
「救急戦隊ゴーゴーファイブ」用に
設計されたものではないかと。

そう、「ゴーゴーファイブ」の「ゴーゴー」なのだと想像される。
何らかの事情で、当時造られなかったものが、
ボウケンジャー用に作られ「轟轟戦隊」だから
試作ネームの「ゴーゴー〜」でも大丈夫だということで
そのままの名前が使われているのでは無いだろうか?
劇中の合体方法を見る限り、
「ゴーゴーファイブ」のビクトリーロボの合体方法に
通じるものがあるので、
(両ロボともに地上でマシン同士が直接合体する)
ほぼ間違いないかと思われるが…。

何らかの事情というのは
一つは各機に搭載してある「パラレルエンジン」の
製造、調整に手間取ったせいだと思われ、
その証拠に第4話で強力なパラレルエンジンを搭載している
ゴーゴードリルの搭乗訓練が始まったばかりという描写が見られる。
なお、訓練中のコクピットに「デンジ波」漏れが見えることから、
「パラレルエンジン」は「デンジ系エンジン」と「クル文化系エンジン」の
ハイブリットエンジンではないかと推察される。

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