超合金魂 闘将ダイモス



今回は闘将ダイモスよりバンダイ社製、
超合金魂 闘将ダイモス
を紹介します。
正直なところ、主なストーリーの流れを知ったのは第四次スパロボで、
それ以前にもダイモスという空手ロボがいて巨大なトレーラーから変形すると言うことは知っていましたが、
ダイモスの劇中の活躍はほとんど知りません。
ニコニコ動画などで必殺技シーンを編集した物を見たぐらいですかね。
レビュー中にビックな勘違いに気付いても軽く流してやってください。

トランザー


ダイモスの移動形態というか、基地であるダイモビックでの格納形態。


キャビン部のアンテナが変形の都合で軟質素材で出来ているため歪んでいますが、
それ以外は非常にきっちりした出来でプロポーション的にも大型トレーラーな感じがして
かっこよいと思います。

ガルバーFXII


ダイモスのサポートメカ。主に日本刀を背負ったアフロとバウリンガルな少女が乗り込む。
プラ製でモールドもシャープに作られています。

トライパー75S


主人公の竜崎一矢が操縦する一人乗りなスーパーカー。
キャノピーや翼が展開する大きい物1種と
トランザーに収納可能な小型が2種付属します。
大きいほうは転がし遊びも出来ます。

ジャスティィィィン!!

ということで早速変形させていきましょう。
ちなみに説明書よりかなり大雑把な解説で攻めます。

まず、全身のカバーを展開します。
こうしてみるとダイモスってガワ変形なんだなぁ。

なんと両腕は脛の中に収納されており、
引き出した後に脛を折りたたんだカバーで覆います。

トランザーのキャビン部は実は頭部と別物。
どんでん返しの要領で入れ替えることでプロポーションの整合性を保ちます。
と、このようにダイモスとトランザーでのプロポーションを両立させるため、
劇中とは大きく異なる変形方法になってます。
この方式には賛否両論有るようですが個人的にはかなりINです。
なんと言って変形させて楽しいし、大きくシルエットが変わる驚きがあるのがよいです。
そして余剰パーツ無しの完全変形。

ダイモス全身図

驚きの変形方法で確保したプロポーションは見事な物です。
あまりそうなカバーを上手く処理した脛部のアイディアは正直すごいと思います。

前部カバー

変形させただけでもそれなりにまとまっている上半身を覆うカバーですが、
劇中に近いイメージの形状重視パーツに差し替えることが可能です。
パーツの隙間からタイヤが覗いているところが心憎いです。
ちなみにタイヤパーツを胴体に収納する必要があるので
トランザーキャビンパーツを取り外す必要があるのですが、
接続軸がプラ製のいわゆる下駄歯式なので折れそうで怖い!
と思っていたら折れた!! わしの心も折れましたorz。

とりあえず取り替えることでこれだけ背面がすっきりします。
以降、形状重視パーツで紹介していきます。

各部&可動



合金パーツは主に足に集中しており、大きなパーツが合金製なんでずしりと重いです。

上半身と言うか特に腕肩は変形の都合もあってよく動きますが
その変形の都合で腰は動きません。首はボールジョイントで可動します。

いたるところで不評な脚部の可動。
股関節のほかに太腿をのばし赤いカバーを動かすことで
脚を前に大きく曲げることが可能なんですが、かなり不自然。
膝の二重関節は個人的には許せるんですが、さすがにこれはどうかと。
これによって頭上まで足が上がるような可動域になるわけでもなく、
保持力が強いわけでもなく、この形式にしている意味がわかりません。
ボルテスマジンガーのような引出し股関節じゃ駄目だったんですかね。

まあ、何とか正座ができるようになってます。
ちなみに、前述どおり脛より下は合金の塊なんで、
足をかげた状態でポーズをキープすることは出来ません。
あ、足首はボールジョイントになってますが、可動範囲は広くありません。


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